マンションの１階でしか叶えられない庭とのつながりを丁寧に考えた木のマンションリノベーション。
窓辺の一番心地よい場所にダイニングテーブルを配置しました。

家族が集まるリビングは、お庭との関係を大事に。
外への目線も考慮して、ダイニングテーブルとソファーを配置しました。

玄関から続く長い廊下、リビングへかけては、天井高と床位置の関係で伸びやかな空間を演出。
床は無垢の杉のフローリング、天井もスリット入りの無垢の杉板。
節のないとてもきれいな素材が、空間の印象に大きく寄与しています。

住環境を丁寧に考え、窓はすべて内窓で強化。
中でもリビングの窓は、木製の枠を設えており、
窓越しに見える緑の景色が美しく、贅沢な空間に。

風や光の流れ、家事動線や生活動線といった人の流れにも配慮し、
日々の生活がより心地よくなるよう。

小上り畳スペースは空間を無駄なく使い、全面収納スペースに。
収納スペースの確保が難しいマンションでも、しっかり収納量が確保でき、生活空間にゆとりが生まれます。

可動式家具とどこでも間仕切れる建具で、ライフスタイルの変化にも対応できるようにしました。

印象的な木の壁はマホガニーで。
あえて濃い目の色を使い、艶やかで色気のある壁が空間を引き締めます。
壁の内側は、対照的に白い建具に。
濃い壁の内側に白い部屋があるような演出になっています。

広い玄関土間も、雨の日の濡れものや、趣味のものを置いたりと
生活に広がりをもたらしてくれる空間です。