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施工例

中山建設で建てる住まい

ぐるっと回れる家

LDK
  • 外観
  • デッキ
ぐるっと回れる家
キッチン・ダイニング
キッチン・ダイニング
寝室
2階
  • 玄関
  • 階段

ぐるっと回れる家

母+夫婦+3人の子供たちが住まう2世帯住宅。 1階は母の寝室と居間。2階は家族の成長に合わせて 間仕切ることが可能なワンルームです。階段を中心に ぐるっと回れる空間で自由度とゆとりを生み出します。
場所:神奈川県横浜市/構造:木造二階建て/敷地面積:205㎡(62坪)/建築面積:73㎡(22坪)/延床面積:137㎡(41坪)/設計施工:中山建設/設計協力:古川達也

完成ストーリー

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  • 第22話:まぁるい絆のキーリング。

    2017-11-30

    ぐるっと回れる家もいよいよ完成!そしてお引越しの日が近づき、建物のお引き渡しをさせて頂きました。

    代表の中山が立ち会えなかった為、僭越ながらわたくし山本がお引き渡しをさせて頂きました。 お引越し前のガランとした室内の床に座ってのお引き渡しになりましたが 「珪藻土の壁、綺麗に仕上がって良かった~」なんて、家が出来るまでの思い出を振り返りながら楽しく行いました。 お引き渡しで行うのは、住宅に関わる書類(住宅設備等の各種保証書、建築確認書類、ぐるっと回れる家はBELSの認定を受けているので、BELS評価証などなど)の内容ご説明と 玄関扉の鍵の確認と受け渡しです。

    私たちからお渡しする鍵に付けている、まぁるい絆のキーリング は、木工作家の塩原さんが一点一点手作りしている物。

    木の部分には中山建設のロゴマークと、しっかりとロウ付けされていて切れない円(縁)で留められた真鍮のリングに鍵を通し、 お引き渡しの日の刻印を入れて、ご家族が末永くお幸せに暮らせますよう心を込めてお作りしています。 リモコンキー、カードキー、の動作確認もして、晴れてぐるっと回れる家のお引き渡しが済みました。

    新築工事はこれで終了しますが、ぐるっと回れる家の暮らしはここからスタート。 これからのぐるっと回れる家の変化も楽しみにしていますね^^ 竣工おめでとうございます♪

  • 第21話:webで完成現場見学会。

    2017-11-27

    昨日11月26日に開催させて頂きましたぐるっと回れる家、完成現場見学会。 おかげ様でたくさんの方にご来場頂き、ぐるっと回れる家をご覧いただく事が出来ました。 ご来場頂いた皆さま。寒い中ご足労を頂きありがとうございました。

    ぐるっと回れる家の設計をして下さった 古川都市建築計画古川さんのブログ で、見学会の様子をご紹介いただきました。是非併せてご覧くださいませ。

    来られなかった方にもぐるっと回れる家をご紹介したいなぁと思い、見学会の前に写真を撮ってきました。 写真ではお伝えしきれない事もあるのですがweb見学会ごゆっくり眺めてみてくださいね^^

    玄関からリビングまで一直線に繋がる土間スペースです。 左右に並べられている家具は、移動式になっており、部屋を間仕切る為の壁兼収納として自由な使い方が出来るよう計画されました。 玄関に置いて下駄箱にしたり、部屋を仕切って本棚にしたり、これからどのような使い方がされていくのかが楽しみですね^^

    玄関から突き当りの壁は、レッドシダーのサイディングでアクセントウォール。窓の外はお引き渡し後にDIYでウッドデッキを作る予定になっています。 壁に空いた穴には煙突を通しペレットストーブを設置するので、ワイルドな雰囲気のアクセントウォールと、ペレットストーブが素敵なフォーカルポイントになりそうですね^^ デッキでバーベキュ―や、寒い時期にペレットストーブでコトコト煮込み料理などなど、楽しみ方がいろいろと浮かんでくる楽しいリビングダイニングです♪

    南側の大きな窓が気持ちいいリビングダイニングは、ヒノキの無垢フローリングの良い香りがします。 床表しの天井は一階にいても二階にいても音が聞こえ、家族の気配が感じられる空間です。

    L字型のシステムキッチンと作業台兼家電収納のカウンターは旧家屋解体後、大切に保管し家の完成を待って再設置されました。 新しいものに入れ替えちゃったほうが手っ取り早い なんて考え方ももちろんあると思うのだけれど、思い出のつまったキッチンや家具を大切に使いたいってお気持ちがとっても素敵だと思うのです。 そのお気持ちにお応え出来て、こうして再利用出来たキッチンや家具もなんだか嬉しそうです。

    在来工法のぐるっと回れる家ですが、ご家族のご要望を頂き階段だけメーターモジュールで設計されました。 広々した階段は大きな荷物を持っても、こどもと手を繋いでいても上がり降り楽ちん。階段に腰かけて庭を眺めたり、リビングにいる人とお喋りも楽しいです。

    二階は一階よりも更に大きなワンルームです。 階段を中心に広々とした空間は、お子様の成長にあわせて間仕切り壁を増やして最大3部屋が作れるゾーンと

    引き戸で仕切ったゾーンに分かれています。 小屋裏が無く梁型がむき出しのダイナミックな天井にも、ハンモックやブランコを吊るしたりすることが出来て、自由に楽しめる空間。

    南側の腰窓の下はスリット。。。!下を覗くと丁度リビングが見えます。 スリットとは言え大工さんがしっかりと作ってくれたので大人が飛び跳ねても抜けたりしません。 ご安心ください^^

    スリットと同じように、ぐるっと回れる家の床には何カ所か格子が付けられた通風口があります。 コレは床下と基礎の間の空気を家庭用エアコンで温め、暖かい空気の性質を利用して家中を巡らせるためのもの。 上手く言葉でご説明が出来ないので図にしてみました。

    暖まった空気が床に空いた格子から家中をめぐり室内の温度を保ちます。暖まった空気が外に逃げ出さないように、屋根・壁はセルロースファイバーでしっかりと断熱。 窓・ドアも同様に複層ガラスや樹脂サッシなどを使用し熱損失を防ぐことや、床下の空気がくまなく巡るよう構造計算をして基礎の立ち上がりを少なくしておくなど、設計の段階からの工夫を積み重ねる事で省エネルギーで効率よく快適な空間が出来あがりました。

    他にも、家づくりをする際には必ず知っておいて頂きたい家の性能や間取りの工夫について、見どころがとにかくたくさん詰まった見学会になりました。 また別の機会でそれらについても詳しくご紹介しますね。 ぐるっと回れる家はこれからのご家族の暮らし方に合わせて、どんどん進化していく家。きっと訪れるたびに少しづつ変化していく様子も愉しみです。

  • 第20話:珪藻土DIY体験会イベントの様子。

    2017-10-28

    左官ネタが続きます(笑) 10月28日に実際に建設中の家の壁を塗る!と言う随分大胆なイベントを開催させて頂きました。 「皆で一緒に楽しみましょう!」と、お施主様からのお申し出があって実現したイベントですが、いざ募集をしてみたらあれよあれよと言う間に人が集まって、改めて塗り壁人気の高さを知ったのであります。

    たくさんの人が集まって下さったので、ココは強力助っ人を!!と思い 珪藻土塗りの先生として、 湯布珪藻土 のメーカーの井筒さんと、珪藻土の開発や調湿技術の普及活動をなさっている 株式会社ウェル の山本太郎さん(本名です)に来て頂きました。

    ぐるっと回れる家の二階は、在来工法とは思えないほどの大空間なワンルーム。 20人近い大人数が集まっても皆が一緒に作業できる大きな間取りは、家が完成してからも大人数でいろいろな愉しみができるって事ですよね^^

    井筒さん率いる本格的に珪藻土塗りを学びたい 本気チーム と

    山本さん率いる思い出づくりに体験してみたい 体験チーム の2チームに分かれて一斉に珪藻土塗り開始!!

    お兄ちゃんが誘ってくれた学校のお友達や、普段から仲良くされているお友達家族も集まってくださって、広い面が一気に仕上がりました。

    一通りの作業が終ったらみんなでおやつを頂きながら、今回壁に塗った湯布珪藻土についてのご説明を聞いて頂きました。 珪藻土を使う上で一番の魅力はやっぱり調湿性能。 ジトジト暑い夏がカラッと爽やかに過ごせたり、乾燥しがちな冬に丁度良い湿度を保てる秘密をお伝えしたり、暮らすうちに出来てしまうであろう傷や汚れについてや、ご参加者様からの質問にお答えしたりと、珪藻土の特徴を知って頂く良い機会になったと思います^^

  • 第19話:お客様参加型家づくり!

    2017-10-14

    ぐるっと回れる家、大工工事は前回お伝えした通り内装仕上げの工程が進んでいます。 現場の様子を見に行ってみると。。。

    あら? 棟梁の加藤大工でもなく、杉山大工でもない大工さんフローリング張りをしていますね。 応援の大工さん?かと思いきや、こちらはお施主様。

    DIY大好きでものづくり大好きなお父さんが、家づくりに挑戦しています^^ この日の作業は床張りがメインでしたが、他にも洗面台をつけたり、トイレにクッションフロアを張ったりと、職人さん達も顔負けの活躍っぷりです! そしてDIYではお馴染みの珪藻土塗りも、ご家族みんなでチャレンジします♪

    こども達もコテと手板を持って左官職人! 今日はどんなに汚れても叱られないね(笑)

    脚立にまたがって壁面に向かう姿がとってもカッコいい^^

    珪藻土DIY初日は、ボードのつなぎ目をパテで埋める作業が主でしたが、みんな一生懸命に取り組んでくれて予定していた作業分がしっかりと終りました。 夕方頃には疲れちゃってるかな?と思ったけど最後までみんなで楽しく作業を終える事が出来ましたよ^^

    同じ日の一階では加藤大工が作業中。 大工さんのお仕事を近くで見るのも楽しいね。ちょっと近すぎるけど。。(笑)

    一つの家を大工さんや職人さんそしてお施主様ご家族みんなで一緒に作っている感満載で、作業した一日でした。 まだまだDIYの作業は続きますが、最後まで安全第一で一緒に家づくりを楽しんで参りましょう♪

  • 第18話:現場がとってもいい香り。ヒノキのフローリング張り始まりました。

    2017-09-25

    大工工事は無垢フローリング張りの工程へと進んで参りました。 ぐるっと回れる家のフローリングには、足ざわりもサラサラで気持ちよくふんわり温もりのあるヒノキをセレクトしました。 梱包を開けるだけで、ひのきの爽やかないい香り。。。

    今回のフローリングはUNIといって、一枚の長さが1820mmに統一されている材料を使用しています。 切ったり削ったり、加工をする度に本当にいい香り。。。(二回目)

    フローリングの裏に糊をつけ、四季の通じて変化する湿度の影響を受けての伸縮で不具合が出ないように、5列ごとにほんの少しだけの隙間をあけて張っていきます。 ヒノキは柔らかく傷が付きやすい材料でもあるので、張り終えたらすぐに養生をかけて完成まで大切に保護。 住まいながらの傷は思い出になるけれど、工事中の傷は付けないよう徹底!

    引き戸のレールも、直接フローリングに彫り込んで埋め込み。 床が張られ、建具が入る準備が始まり、家がより家らしくなり完成が近づいてきました。

  • 第17話:ZEH住宅の工事には、抜き打ち検査があるらしい。

    2017-09-12

    ぐるっと回れる家はゼロエネルギーハウス(ZEH)普及加速度事業費補助金申請をしております。 書類審査が通っていても不正が無いように、無作為で選ばれた工事中の戸建に中間検査・完了検査が行われるそうです。 光栄にも私共の担当している「ぐるっと回れる家」が選ばれSii環境共創イニシアチブによる中間検査が行われました。

    初めての事なので緊張しましたが指摘事項なども(当然)無く、無事合格。 検査員の方からは「ZEH申請について分からない事はないですか?」と親切にお声掛け頂きいろいろ教えて頂きました。 良い経験をさせて頂きました。

  • 第16話:大切な事は「伝える」より「一緒に確認」

    2017-09-10

    ぐるっと回れる家の間取りは間仕切り壁が少ないワンルームスタイル。

    室内の壁面が少なく、一階から見える天井も二階の床表しの仕上げだったりと、通常は床下や天井裏などを利用して作る電気の通り道が限られています。

    その為、お施主様のご希望を電気工事担当に「伝える」のではなく「皆で一緒に確認する」コトが大事。 電気工事担当の吉田電設さんにも立ち会っていただいて、お施主様、古川設計士、中山と、4者全員集合での最終確認になりました。

    生活に必要なコンセントの位置や個数、暮らしの動線を確認しながらのスイッチの位置など細かい所までチェック。 全員で確認しながら微調整を繰り返しスイッチやコンセントの位置も確定しました。

    打ち合わせは造作部材まで進み階段手すり形状・ニッチの大きさ形状などクライアントのアイディアを古川さんがその場で調整。 ライブ感たっぷりでエキサイティングな打ち合わせとなりました!

    現場は加藤大工の手によってしっかり整理整頓してあります。 いつでも構造見学できますよ!

  • 第15話:セルロースファイバーの工事の様子。効果はいかに?

    2017-08-31

    ぐるっと回れる家の断熱は、お施主様のご希望によりセルロースファイバーを採用しました。

    今回採用したMSグリーンファイバーは、古新聞から取り出したセルロース繊維に、沈下を防ぐ役割として麻の繊維を均一に配合した100%天然素材で作られた断熱材です。 高性能かつ人に地球にやさしい断熱材は、万が一人体に入る様な事があっても健康を害する事も無いので、住まわれる方はもちろん施行者にとっても安心安全な素材。

    中山建設の標準仕様であるグラスウールなどと、熱伝導率は同じですが60kg/㎥の高密度で吹き込むため夏の直射日光などで負荷のかかる屋根面(熱抵抗)や雨音、騒音などの遮音性にも期待が出来ます。

    現場で専用の機械を使用し壁面の間に吹き込む様にして断熱材を充填する為、施工は定期研修で適切な施工が出来る技術を身につけた専門技術者(株式会社マツナガ社員)により行われます。 今回は更に確実な松永専務自らが施工にあたって下さいました。

    天井面のセルロースファイバー吹き込みの様子。 長い事この姿勢で固まっています。。。

    壁面にもしっかり充填。。。 じー。。。

    ふと、断熱材を充填するホースを引き込んでいる箇所を見ると、当たり前のように窓枠に養生をして下さっていました。 当たり前のことなのだけど、一つ一つのお心遣いがありがたい。

    断熱工事は二度に分けて行われ、初回の施工では主に屋根面に吹き込みを行いました。 夏場に二階に上がった時に感じる、もわ~っとした不快な暑さが軽減され、現場での作業もしやすくなったような。。。?
    疑う訳ではないけれど、後日サーモカメラ(FLIR C2)で断熱材が吹き込まれている箇所と、これからの箇所を撮影してみました

    断熱がされていない面が真っ赤。温度差で見ると最大で約6度も違いが出ています。 これから壁面にもセルロースファイバーの吹き込みが済んだら、より室内と外気の温度差が分かりやすくなると思います。

    暑い中での工事が続いておりますが、新人大工の杉山君も爽やかな笑顔の内側に熱い闘志をたぎらせてがんばってますよ☆

  • 第14話:祝上棟!上棟式の一日をレポ☆

    2017-07-13

    梅雨時期の着工で、ずっと心配していたお天気も当日は雲一つ無い晴天の元無事上棟式を終える事が出来ました。

    家の周りに紅白幕を掛け、祭壇を作り、お餅を撒く。 略式で行われる事が多い上棟式を、こうしてきちんとした形で執り行わせて頂ける機会もあまりないのでお施主様には本当に貴重な経験をさせて頂き本当にありがたく思います。

    この日、おそらく誰よりも緊張していたのは大工の修ちゃん(笑) 上棟式の司会進行役を担当してくれました。 修ちゃんの司会進行でスムーズに祭壇のお清め、四方固めの儀、幣串の奉納などを行い、無事に上棟式終了。 その後のお楽しみは、お待ちかねのお餅撒きです☆

    じっとしていてもダラダラと汗が出るくらい暑い日だったので、もしかしたら来てくれる方少ないかな。。?と心配になっていたのですがお約束の時間が近づくと大勢の方が集まって下さり、あれよあれよと言う間に大盛況。 中山建設の大工達がお餅まきをさせて頂けるだなんて嬉しくて誇らしくて。。(ノ△・。) もう下から見てるだけでも感激ですよ。

    お餅まき初体験の方も、懐かしいなって思って楽しみにしてたの~と言って下さった方々も、みんな両手いっぱいにお餅やお菓子を受け止めて上棟を楽しんでくださいました。 その後、お施主様に直会(なおらい)の席をご用意いただきました。 ぐるっと回れる家での、一番最初のホームパーティーにご招待いただけるだなんて光栄です^^

    今日までデッドヒートで大工仕事を進めていた現場とは思えないくらい、のんびりと楽しくてとても心地良い空間の中で一緒にご飯を頂きながら、家づくりに関わるみんなの人となりを知る事が出来る楽しい時間になりました。 お施主様、本当にありがとうございました。

    直会の場も和んできた夕暮れ時、外に出てぐるっと回れる家を眺める加藤棟梁。 これから更にヒートアップする夏の暑さと、大工工事に立ち向かうべく英気を養ってるんですかね。。? とりあえず。竣工まで安全第一で作業お願いしますね! 本日は上棟おめでとうございます☆

  • 第13話:セルロースファイバーの断熱材。

    2017-07-11

    断熱施工前の技術指導に株式会社マツナガの松永さんに来て頂きました。 ぐるっと回れる家はお施主様のご希望もあり、セルローズファイバーでの断熱を行います。

    セルロースファイバーは古紙を使用して作られた断熱材で壁面に吹き込んで施工されるもので、従来のマットやボード系の断熱材では入り込めない細かな隙間や、他部材との取り合い部分にも吹き込む事ができ、家全体を隙間なく覆う事が出来ます。 グラスウールなどと同じ熱伝導率の断熱材なのですが60kg/㎥という高密度のため負荷のかかる屋根面(熱抵抗)や高い防音性などの付加価値がついてきます。

    ぐるっと回れる家でのセルロースファイバーは屋根面に250mm吹き込むので雨音等は、ほとんど聞こえなくなるとの事。 断熱材についての現場見学会も只今企画を進めていますので、是非体験なさってみてください また2階では加藤大工と古川さんがサッシの微妙な位置調整や軒の納まりを打ち合わせしました。 これまで模型や図面上でしか見えていなかった家の形が組みあがり、詳細な打ち合わせが進み工事は順調に進んでいます。

  • 第12話:建て方と防蟻処理。

    2017-07-10

    7/6の大安の日から、大工による建て方をはじめています。建て方とは、木造住宅の土台から柱、梁、棟木などの家の構造材を組み立てる作業の工程のコト。

    普段は1.2名の少人数での現場作業が多い大工ですが、建て方の日は仲間内の大工を呼んで大勢で賑やかに一気に家の形を作り上げる日です。 今年入社の新人大工、杉山くんと高野くんにとっては初めての真夏の建て方になるので、ひたすら暑さとの戦いですが棟梁を務める加藤大工を筆頭に、先輩大工と一緒にバリバリと現場を進めています。

    建て方の進捗を見て、一階では日本ボレイト のボレイトレディ黒田さんによるホウ酸防蟻処理が行われました。 ホウ酸は目薬などにも使われる人体に優しい素材でありながら哺乳動物以外に厳しく作用する性質をもっており、処理した木部が水に濡れない限り効果が続き、揮発もしないので、床下の空気を循環させる工法にも安心して使う事ができる防蟻材です。

    構造は絶対に雨に濡らさない!を徹底して雨養生をしているのでこの段階での防蟻処理は安心して行う事ができます。 女性ホウ酸施工士(ボレイトレディ)黒田さんのお仕事を日本ボレイトさんのHPでは動画でご紹介なさっていました。 こちらも是非ご覧になって下さい。

    ボレイトレディのお仕事。(Youtube)

  • 第11話:お餅まき開催します。是非ご参加ください♪

    2017-07-01

    上棟式のお餅まき、ご参加されたことありますか?? 今のお父さんお母さん世代だと子どもの頃近所のお家が新築した時に、大工さんにお餅もらいに行ったー!なんて楽しい思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    今の家づくりでは簡略化されて行われない事も多くなってきた上棟式だけれど、町や村に新しい建物が一つ仲間入りする事をみんなでお祝いしたのだなぁと思うと、とっても素敵な風習ですよね。

    お餅まきチラシ

    この度、お施主様のご厚意を頂き 7月12日(水)16:00~  上棟式およびお餅まきを行わせて頂く事になりました。

    ZEHの家を建てるには先にもご紹介した、断熱性能、省エネ性能が高く、かつ太陽光発電の設置が不可欠です。 中山建設の家づくりではどの建物も、可能な限り断熱性能を高めています。 夏涼しく冬暖かい快適な家での暮らしや、省エネ性能も高まり電気代が下がるメリットなど、住まわれる方に喜んで頂ける家づくりが自分達の知識と工夫を積み重ねていくことで実現できるからです。

    お餅まきチラシ(PDFをダウンロード)
    ↑こちらをクリックで大きなチラシがご覧いただけます。

    詳細なご住所は、お問合せを頂いた方にお知らせいたします。

    お電話 045-941-5336 または
    メールフォーム
    から上棟式のお餅まき参加希望!とお伝えくださいませ。
    どなたさまもご自由にご参加いただけます^^
    是非ご一緒に、家づくりの楽しさを味わいましょう♪

  • 第10話:ZEH対応住宅。ぐるっと回れる家。

    2017-06-29

    上棟をひかえているぐるっと回れる家。 お施主様のご厚意を頂いて、通りに看板を出させて頂ける事になりました。 ぐるっと回れる家の特徴である
    耐震等級3
    ZEH対応
    そして自社大工での施工。
    ほかにもぐるっと回れる家について沢山のご紹介したい事があるけれど、今回はZEHについてお話ししましょう。

    ZEH(ゼッチ)はNet Zero Energy House の略。 住まいの断熱性能や省エネ性能が高く空調や給湯、照明、換気などに使われる一次消費エネルギー量を、太陽光発電などで自らで生み出したエネルギーで賄い、年間の消費エネルギー量の収支を0(ゼロ)にする事が出来る住宅の事を言います。

    午後にはお施主様も現場に来て頂き、基礎工事についてのご説明をさせて頂きました。 今回はパッシブ換気システムを採用しており、床下に設置した家庭用エアコンで温め、空気の性質を利用し家中を巡らせる計画がある為、基礎の立ち上がりは通常の戸建住宅よりも少なく設計されています。 少ない立ち上がりでも、耐震強度を保てるよう基礎から応力度計算が入っているので安心感も違いますね。

    政府は2020年までに標準的な新築住宅での実現を推進しており、これまでの「省エネ」に加え、エネルギーを創り出す「創エネ」の暮らしに注目が集まっている様です。

    ZEHの家を建てるには先にもご紹介した、断熱性能、省エネ性能が高く、かつ太陽光発電の設置が不可欠です。 中山建設の家づくりではどの建物も、可能な限り断熱性能を高めています。 夏涼しく冬暖かい快適な家での暮らしや、省エネ性能も高まり電気代が下がるメリットなど、住まわれる方に喜んで頂ける家づくりが自分達の知識と工夫を積み重ねていくことで実現できるからです。

    これまでZEHに関しては、 横浜のように建物が込み合ってる立地では、太陽光発電を載せる事が難しいコト そして初期投資の費用負担が大きいコトなどから、 積極的におススメをしている訳ではなかったのですがぐるっと回れる家では、建て替え前の家屋の屋根についていた太陽光発電を再利用することで費用や廃棄物を減らす事を根本にプロジェクトが進んでいたので、当然の流れとしてZEH取得を致しました。

    基本は快適な暮らしをつくる事が第一であり、ZEH取得は通過点の一つでありますが 気持ちよく暮らせる工夫のある家を、常に高い志で目指しています。

  • 第9話:基礎にも応力度計算。

    2017-06-17

    第三者機関による配筋検査が行われました。 家の配置確認・配筋ピッチ・継手重なり等を細かくチェックされます。 もちろん指摘事項はなく合格。

    午後にはお施主様も現場に来て頂き、基礎工事についてのご説明をさせて頂きました。 今回はパッシブ換気システムを採用しており、床下に設置した家庭用エアコンで温め、空気の性質を利用し家中を巡らせる計画がある為、基礎の立ち上がりは通常の戸建住宅よりも少なく設計されています。 少ない立ち上がりでも、耐震強度を保てるよう基礎から応力度計算が入っているので安心感も違いますね。

    基礎配筋検査の翌日、耐圧コンクリートを打設しました。 設計基準強度FC=21N/mm2 温度補正値は旧JASSを採用しています。

    梅雨時期の工事ですが、お天気に恵まれて今のトコロ雨の影響も受けずに順調に進んでいます。 7月5日の建方まで工程通りに進むように雨降らないで。。と思いつつも 夏の水不足はやっぱり心配。

  • 第8話:基礎工事着工しました。

    2017-06-12

    建物の解体が済み更地になった土地に工事に必要な仮設トイレの設置や仮設電源の引き込みが終わりました。 いよいよ基礎工事の着工です。

    と、その前に。 ご近隣の皆様に工事内容のご説明を兼ねてごあいさつ回り。 毎回ご挨拶の品物に悩んでいましたが、ここ最近のご挨拶ではどのご家庭でもご迷惑にはならないかな? と思い、お米をお届けさせて頂いています。

    御挨拶が済んだらいよいよ基礎が着工。 パワーショベルが入り掘削して行きます。 底板を傷つけないように丁寧に作業を進めます。

    砕石転圧

    平場にのみ、スタイロを敷き込みます。 基礎の形、家の形が少しずつ見えてきました。

  • 第7話:構造計算のお話。

    2017-05-18

    構造設計者の宮崎さんと打ち合わせ。 細部納まりについて検討しました。 床下エアコン採用物件のため基礎形状もかなり重要。 空気の通りが良い様に立ち上がり部を減らします。

    また構造の検討結果を「wall stat」木造住宅倒壊解析ソフトにのせてシュミレートしてくださいました。 熊本地震・阪神淡路大震災等の地震周期 建築基準法による数百年に一度発生する地震 それぞれ3回づつシュミレート。

    ストレスのかかっている壁に黄色~オレンジ~赤と表示されています。 映像で見ても熊本地震が建物へ及ぼす影響はすさまじい物で構造バランスがとても大事なことが映像から直感的に再認識されます。 まだ入力が完ぺきではなく紹介は出来ないのですが何処かで見て頂けるようにしようとおもいます。

  • 第6話:良い家つくるぞ!思い出ウォール

    2017-04-27

    ぐるっと回れる家、いよいよ着工!
    と、その前に。
    これまで暮らしていたお家からの建て替えになるので、今のお家を解体するところから作業が始まりました。
    お施主様、設計士の古川さん、そして中山建設の三者で壊すもの、再利用するものを確認。

    再利用するものは大工が丁寧にばらしていきます。 建築中、仮住まいをするお家への引っ越しが済んだ家の中はがらんとしていていました。 これまで楽しく暮らしていたこの家ともお別れ。 お家への感謝の気持ちと、新しいお家への期待を、二階に上がる階段の壁にみんなで思いっきり書き綴りました。

    「古川さんも中山さんも一言書いて!」いぇーいとお客様 古川さんが階段室に立って涙ぐむ姿が印象的でした。 中山が書いた良い家作りますの言葉に、「共に」と書き添えて下さったご家族みんなの為にも良い家作るぞ!!

  • 第5話:許容応用力度計算のお話し。

    2017-04-27

    許容応用力度計算のお話し。

    もうすぐ着工その前に。

    新築の際、構造体となる木材のプレカットをお願いしている株式会社マツモトさんのプレカット工場にてお打合せ。
    参加者は
    意匠設計を担当している古川都市建築計画 古川さん
    構造加工の株式会社マツモト 荻野さん、小泉さん
    構造計算をお願いしている宮崎さん
    そして施行の中山建設。

    それぞれの立場からの情報を共有する為の大切なお打合せも無事すみ、いよいよ着工を待つばかりです。

  • 第4話:パッシブ換気システムの体験に行ってきました。

    2016-10-29


    パッシブ換気システムって言葉をご存知ですか?

    給気口から取り込んだ新鮮な空気を床下に設置した家庭用エアコンで温め、電気などの動力を使わずに暖かい空気が上に上がる性質を利用して空気を家中に巡らせ、換気をすると共にハウスダストや有害物質を天井の煙突から排出する換気システムの事です。

    床下エアコン以外は機械に頼らずに室内の空気を自然に巡らせる事ができ、スイッチやフィルター、ダクトシステムなども使用しないので、基本的にメンテナンスは不要。
    家が存在する限りずっと。いつでも自然な風が室内を巡ります。

    と。言葉で理解しても百聞は一見にしかず。

    お施主様、設計士の古川さん、そして中山建設の中山と三者でパッシブ換気システムを採用している建物の見学に行って参りました。

    今回拝見させて頂いた建物は
    株式会社マツナガ
    の会長のご自宅です。


    外壁には外の空気を取り込む給気口が二本。



    給気口から床下に取りこんだ空気を暖めているのは、一般家庭で使用されているルームエアコン。
    使用する機械はこれだけ。
    365日24時間ずっと稼働し続けて外から取りこんだ空気を暖めて家中を巡る暖かい空気を作ります。



    天井部分に付いている通風口にティッシュを当ててみるとすぅ~っと吸い付きました。
    空気が動いているのですね。
    給気口、排気口にはナイロンリボンセンサーというナイロンのリボン(そのまんま。。)が入っており、人が集まって湿気が上がった部屋ではナイロンが伸びて換気量を多くし、人がいない湿度の低い部屋では縮んで換気量を減らす役割をしているそうです。
    アナログかと思いきや、ナイロンの素材の特性を上手に使ったハイテク(?)
    自然や素材の力を上手に使っているシステムだという事がよくわかりました。



    パッシブ換気システムの一番の特徴といえるのは外に突き出た二本の大きな煙突。
    なかなか存在感のある佇まいですが、家の外観を印象付けるシンボルになりそうです。



    見学をさせて頂いた後は、ぐるっと回れる家の図面を見ながら計画の確認。
    パッシブ換気システムは家自体が大きな換気装置になる為、計画段階からお施主様、設計士、施工者と、家づくりに関わる全員の意識の共有が大切なのだと感じました。



    この日の詳しいレポートはブログにて中山がご紹介しています。
    ぜひ併せてご覧になって下さいませ。 断熱と換気。横浜でパッシブ換気の戸建て住宅
  • 第2話:打ち合わせで元町AAスタジオへ行ってきました。

    2016-07-03


    ぐるっと回れる家プロジェクトの打ち合わせで元町にあるAAスタジオへ。
    この日のイベントでは設計担当の古川さんが常駐との事なので 事務所を離れこちらに集合となりました。 休日の元町すごくにぎわっていました。
    今回はプレゼン待ち案件の仕様確認や、これから始まる「ぐるっと回れる家」「ガレージ+店舗付き住宅」 のすり合わせ。 そして1/3は住宅と公共性についての建築談義。

    中身の濃い打ち合わせとなりました。
  • 第3話:ぐるっと回れる家。基本設計に入りました。

    2016-07-02


    ぐるっと回れる家は、ただ今基本設計が進行中です。
    1/100の模型を作製し現地での光の入り方を確認したりと、家作りが段々と固まっていく段階でのお打合せが続きます。
    お施主様、設計士、施工者と皆でつくる家づくりの打ち合わせの様子を設計士の古川さんがレポートしてくださいました。

    古川都市建築計画ブログ
    新築住宅計画「ぐるっと回れる家(仮称)」基本設計
  • 第1話:リフォーム?新築?悩んだ時の判断基準。

    2016-03-26


    リフォームか新築かを判断するときに必要なのはお客様にとって必要な情報を、専門的な観点から整理して分かりやすくお伝えする事。
    耐震性は?
    ライフラインの老朽化?
    断熱性は?
    自由度のたかい間取りになるの?
    リノベーションでの提案は最終段階。
    PLANもお見積りもご提出済み。

    だけど 新築での可能性を確認してから判断したい等のご希望や 敷地に対して大きく配置を変える場合、建物の特性を大きく変えるなどを検討する時には新築を考えます。
    まずは古川さんと一緒にお施主様のご要望をヒアリング。

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