No Image

施工例

中山建設で建てる住まい

南庭を楽しむ平屋

南庭を楽しむ平屋

 

場所:神奈川県横浜市/構造:木造一階建て/敷地面積:377.42㎡(114.16坪)/建築面積:71.08㎡(21.5坪)/延床面積:69.01㎡(20.87坪) /設計施工:中山建設/設計協力:古川達也/写真撮影:アドブレイン 塚本浩史

完成ストーリー

タイトルをクリックすると記事が表示されます
  • 第11話:お引渡しの日

    2020-04-28

    「南庭を楽しむ平屋」

    無事にお引渡しの日を迎えました。

     

    この日は、お引渡しの前に2組限定で完成見学会を開催させていただきました。

    お施主さまには、見学会の開催をご快諾いただき、本当にありがとうございます。

     

    見学会では、どちらのお客さまからも、とても落ち着くという声が聞かれました。

    お施主さまのご要望に合わせて、全体的に重心が低く設定されているし、

    コンパクトにまとまっていて、お家全体がワンルームのようだからですかね?

    なんてお話をしていました。

     

    全室杉30㎜のフローリング。

    この重厚感、感じていただけたと思います。

    引き戸の引き具合を確認。

    ちょうど吊り戸とレール式の引戸がありましたので、違いを体感していただくことができました。

    こちらのお客さまは、レール式がお好みのよう。

    そして、木製のVレールが気に入ったようです。

     

    こちらのお客さまは、視線コントロールにもなるブラインドに、

    使い勝手の良さを感じておられました。

    実際に座った状態で、外からの視線を遮り、光は取り入れる。

    こういったアイデアを体感できるのも、見学会ならではですよね。

     

    途中、古川設計士もお見えになり、設計士の立場でお客さまに説明してくださいました。

     

    造作家具も見どころいっぱい。

    洗面の両面使いできる棚。

    細かい所まで丁寧に作られていて、コンセントの目隠しも綺麗な仕上がりでした。

    造作キッチンも、オーダーメイドならでは。

    ワゴン収納は、お施主さまが入れるものをすべて想定し、細かくサイズを決めたオンリーワンのものです。

    家具職人の五味さんも、お客さまの希望に応えるのは、とてもやりがいがあったと言っていました。

     

    そんな見学会を終え、いよいよお引渡しのセレモニーへ。

     

    棟梁の秋元大工からも一言。

    お引渡しの際には、必ず棟梁が同席し、ご挨拶させていただきます。

    お客さまととても良好な関係を築いていましたので、この場面はとても感慨深いです。

     

    お客さまより美味しい差し入れをいただきました!

    いつもお気遣いありがとうございます。

     

    嬉しい反面、ちょっと寂しい気もするお引渡し。

    でも、これで終わりではなく、ここからもずっとお客さまとの関係が続きます!

    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

     

  • 第10話:足場がとれました。

    2020-03-24

    足場が取れました!
    いよいよ仕上げ工事も大詰めです。

    コンパクトなお家、こげ茶色の外壁の姿がお披露目となりました。

    薄暗い時間になってしまい、ちょっと写真では色味がわかりずらいですね。

    また改めて綺麗な外観をご紹介したいと思います。

     

    現場にはちょうど左官屋さんが作業中。

    漆喰壁を仕上げているところでした。

    しばし作業に見入ってしまいます。

    いくつものコテを使い分けて塗っているのだそうです。

    プロでも腕が痛くなるみたいですよ…(^^;

     

    定例打合せも残りわずかとなってきました。

    この日はハンガーパイプの高さなど、細部の確認を行いました。

     

    そして、別日には天窓用ブラインドの打合せ。

    この日はすっきり青空の一日。

    青空が見え、自然光が降り注ぐ室内はもちろん気持ち良いですが、ブラインド越しの柔らかな日差しもまた雰囲気が変わって良さそうですね。

     

     

     

     

  • 第9話:内装工事が始まりました。

    2020-02-18

    大工工事も大詰めです。

    家具も取り付けられてきて、お家の感じが日に日に増していきます。

    残りの大工工事を進める秋元大工。

    細かいところまで丁寧に施工しています。

     

    家具も取り付けられました。

    こちらは洗面台です。

     

    印象的な壁ですね!

    杉の無垢材で設えた壁は、アクティブウォールとでも言いましょうか。

    気兼ねせずにフックをつけたり、収納スペースにしたり、趣味のものを飾ったり。

    どんな風に使われるか、お楽しみです!

     

    工事の傍らでは、お施主さまとのお打合せ。

    写真はカーテンの色合わせの様子です。

    実際に取り付ける場所にサンプルをかざし、イメージをふくらませます。

    一つ一つ、こうして検討を重ねながらお家の完成へ向けて進んでいくのですよね。

     

    そして、外構についてのお打合せも進んでいます。

    コンセプトにもなっている「南庭」

    どんなお庭になるのでしょうか?

    楽しみに待ちましょう♪♪

     

     

     

     

  • 第8話:吉野杉のフローリング。

    2020-01-28

    断熱工事も終わり、大工工事が着々と進んでいきます。

     

    いよいよリビングの床張りが始まりました。

     

    もちろん無垢のフローリング。

    床材は吉野杉。厚さ30㎜のものです。

    ちょっと写真ではわかりずらいかもしれませんが、その厚さは圧巻です!

     

    杉材は柔らかく温かみがあるのが特徴です。

    冬の寒い季節でもひんやり感がなく、素足でも心地よく過ごすことができます。

    そして、30㎜の厚さ故、踏み心地がしっかりしており、

    柔らかく温かみのある質感の奥にどっしりとした安定感があります。

    厚い分、吸湿する能力も大きく、室内環境にもプラスとなります。

     

    その分、収縮も大きく変形度合いが大きくなる・・というデメリットもありますが、

    床材の選択や大工さんの施工技術でその辺はしっかり対応していますよ。

     

    杉のフローリングの踏み心地。

    10年、20年と長く住み続けるお家ですから、日々のちょっとした違いも住み心地に大きく関わりますね。

     

     

     

  • 第7話:断熱工事。

    2019-11-12

    断熱工事が始まりました。

     

    日本製紙木材(株)さんの「スーパージェットファイバー」です。

    こちらは、新聞古紙をリサイクルした木質繊維からできたセルローズファイバーが原料となっており、
    高断熱で地球にもやさしい断熱材です。

     

    断熱材としては、いわゆるマットを敷き詰めるタイプが一般的ですが、
    スーパージェットファイバーは、断熱材を専用マシンで適正密度に吹き込む工法を採用しています。

    小さなスキマにも断熱材が入り、壁や天井をすっぽりくるんでいくため、マットの継ぎ目から熱が逃げてしまうようなことがなく、より高い断熱効果が確認されているようです。

     

    メーカー登録施工店の専門スタッフによる施工の様子です。

    建築材料はしっかりした施工によってこそ、そのすぐれた性能が発揮されるもの。

    断熱のプロフェッショナルの手により、しっかり施工されます。

     

    施工が終わった壁。

    触ってみると、跳ね返されるほどの弾力があります!

    パッンパンに断熱材が詰まっていましたよ。

    この上に寝てみたい衝動に駆られました(笑)

     

    これで断熱もばっちり安心ですね。

    長く快適に暮らせる家であるために必要な大事な工程です。

    実際に自分の目で見て、触ってみると、これだけの断熱材がしっかり施工されていることが確認できます。

    完成してからでは確認できない重要な部分ですので、機会があればぜひ実際にご覧になっていただきたいと思います。

     

    中山建設では、「構造見学会」というイベントでお客さまにご覧いただく機会をご用意しています。

    南庭を楽しむ平屋の構造見学会は先日終了してしまいましたが、別物件でもこれから開催予定です。

    タイミングが合いましたら、ぜひ参加してみてくださいね。

    ぜひイベントページをチェックしてみてください。

    イベントページへ>>

     

  • 第6話:中間検査終了しました。

    2019-10-24

     

    構造を担う主要部分の施工が終わり、湘南建築センターによる中間検査が行われました。

    中間検査は、都道府県や市区町村または指定確認検査機関の検査担当が現場来て、目視や寸法測定等により行い、
    確認申請時に添付した設計図書どおりに施工され、安全性が基準を満たしているかを検査します。

    もちろん問題なく無事に合格しました!

    これで次の工程へ進むことができます。

     

    コンパクトな平屋でありながらも、何十年、何百年と住み続けられるよう、構造計算をしっかり行っている「南庭を楽しむ平屋」

    随所に耐震を意識した造りが見られます。

    こういった構造の部分は、完成した家では見ることができません。

    家づくりを考えるお客さまには、ぜひ見ていただきたいと思い、構造見学会の開催を予定しています。

    イベントのご案内までしばらくお待ちくださいませ。

    **10/31追記**

    構造見学会のイベントページが出来ました。

    詳細の確認 及び お申し込みはイベントページよりお願いします。

    イベントページへ >>

    *********

     

    最後に、前回ご紹介した天窓です。

    1枚目の写真の大開口窓と天窓から

    日中はたっぷりと日差しが降り注ぎ、室内がとても明るいです。

    自然光で明るい家はとても魅力的ですね。

     

    リビングの大開口窓から望むお庭と緑が視線を豊かに、

    天窓からの優しい光が心を穏やかにしてくれます。

     

  • 第5話:空と南庭を楽しむ平屋。

    2019-10-03

     

    空を見て過ごしたい。

     

    そんなお施主さまのご要望で付けられた寝室の天窓。

    天窓に憧れる人は少なからずいるのではないでしょうか。

    かく言う私もその一人。

    お家の中にいながら空を見られるなんて、贅沢ですよね!

     

    さて、いよいよ天窓が取り付けられ、屋根の施工も始まりました。

    天窓まわりは雨漏りなどしやすくなりますので、丁寧にしっかり施工しなくてはなりません。

    いつも以上に気を遣います。

     

    天窓を室内から

    そして屋根側です。

     

    写真は下葺き材まで張った状態です。

     

    このあと屋根材まで葺き終えた数日後、大雨が降りました。

    もちろん雨漏りはありません!

    自信を持って施工していますので、雨漏りの心配はしていなかった秋元大工。

    それでも実際に雨漏りしないことを確認できるとほっとしますね。

     

    「南庭を楽しむ平屋」と名付けたお家ですが、

    「空と南庭を楽しむ平屋」と呼んでもいいかもしれませんね(^^)

     

  • 第4話:大工さんの総力戦。

    2019-09-24


    暑さが和らいだ9月の日。

    大工さん総出での建て方でした。

     

    建て方の日はクレーン車が入り、高い所の材を吊り上げるという光景が通例ですが、

    今回は平屋で無理のない構造のため、材も大きくないということで、大工同士で「手上げ」することになりました。

     

    材が大きくないとはいえ、一本一本手で上げて組み上げるのは簡単なことではありません。

    が、そんな大変さを微塵も感じさせず、大工さんたちの絶妙なチームワークで作業は進んでいきました。

     

    お昼近くには、「お腹すいたな~」とお昼ご飯をおねだりする声が(笑)

    この日はお施主さまがお昼を準備してくださっていました。

    お昼ご飯を楽しみに大工さんたち頑張っていたのでしょうかね(^^)

    お施主さまとご挨拶を交わし、記念撮影をさせていただいた後、心待ちにしていたお昼ご飯のひとときです。

     

     

    ある程度建物の形が出来てきた頃、傍らでは石谷大工と高野大工は何やら木材の加工を始めていました。

    お施主さまも気になったのか、この材は何に使うのか質問されていました。

    これは「転び止め」と言って、屋根面の土台となる垂木が力がかかった時に転がろうとするのを防ぐために取り付けるもので、これにより屋根剛性が上がるのだそうです。

    すべての垂木の間に一つ一つ取り付ける細やかで時間のかかる作業ですが、もちろん丁寧に施工していきます。

    取り付けた結果が以下の写真です。

    なんとも美しい!機能美を感じます。

     

    無事に作業が終わり、日も暮れて暗くなってしまいましたが、
    最後にお施主さま・古川設計士・棟梁の秋元大工で四隅をお清めして終了しました。

     

    お祝いもいただき、お施主さまのお心遣いに感謝いたします。

    上棟という大きな区切りを無事に終えてほっと一息。

    改めて、スタッフ・職人一同、気を引き締めてまいります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

     

     

  • 第3話:土台施工と防蟻処理。

    2019-09-12

     

    この日は高野大工が土台の施工をしておりました

     

    基礎の上に水平に固定する角材。

    この材は、地面に最も近いため、細菌やシロアリにやられないようにしっかり防蟻処理を施します。

    一本一本丁寧に、刷毛で溶剤を塗っていきます。

    塗っているのは、「モクボーペネザーブ」という自然界に存在するホウ素系化合物の防腐防蟻剤です。

    ホウ酸は、揮発する事が無いため、その効果は雨で流されない限り恒常的に作用し続け大切な家を守るバリアとなります。
    また、国宝や重要文化財などの木材部分の保存にも使用されています。

    最後は防蟻処理を施した材が雨で濡れないように、ビニールでしっかり養生。

    使う材料がどんなに良くても、しっかり施工しなければ効果はありませんからね!

     

     

     

  • 第2話:いよいよ着工へ。

    2019-08-30

     

    設計契約を結ばせていただいてから早8ヶ月。

    長い設計の工程が終わり、いよいよ着工となりました。

     

    設計の期間は、長時間にわたるお打合せを重ねて

    間取りや仕様など、細部に渡ってきめ細やかに検討されておりました。

    一生に一度の家づくりですから、当然ですよね!

     

    コンパクトにまとめたワンルームスタイルの平屋。

    湯船から見る南庭が非日常を演出します。

    そして、寝室には天窓。

    青空や星空が楽しめるお家です。

     

    そんな「南庭を楽しむ平屋」

    いよいよ着工へ動き出しました!

     

    一面の緑の敷地。

    秋元大工と石谷大工が乗り込み、真夏の日差しを浴びながら草刈りとやり方です。

    やり方とは、基礎工事着手前に建物(基礎)の正確な位置(通り芯/高低の基準)を敷地内に設定する作業(仮設装置)のことだそうです。

    要は、建物の正確な位置を出す作業ということですね。

     

    そして、いよいよ基礎工事です。

    その様子を少しご紹介しましょう。

    コンクリートを流し込みが始まりました。

     

    何やらブラシでこすっているようですが、これは何をしているのでしょう??

    これは、レイタンスを除去してるところです。

    レイタンスとは、コンクリート打設した後、セメントの石灰石の微粒子や骨材の微粒分が、コンクリートの上面に上昇して堆積した白色の泥膜層のことで、

    その部分は硬化不十分なので除去しなければいけないのだそうです。

    ブラシや高圧洗浄機を使って丁寧に除去しています。

    こんな細かい作業も一つ一つ大切な作業なのですね。

     

    そして、水を張り、ビニールシートで覆って一定期間湿潤養生します。

    硬化する前のコンクリート(生コン)は、適切な温度管理、湿潤状態に保たないと、強度の発現が遅れたり、ひび割れの原因になるのだそうです。

    真夏で高温になる時期でもありますし、より一層の細やかな管理が必要でした。

    何といってもお家を支える基礎部分ですから、しっかり施工していきます。

     

    基礎工事のほんの一部分をご紹介しましたが、もっと詳しく知りたい方は、

    ぜひ石谷大工のブログを読んでみてください。

    別の物件のものですが、基礎工事の工程が詳しく書かれています。

    石谷大工のブログへ>>

     

     

     

  • 第1話:出会いから半年。

    2018-12-18

     

    このたび新しい新築プロジェクトが始まりました!

     

    出会いから約半年。

    資料請求をいただいてからお会いするまでも3ヶ月ほどありましたので、トータル9ヶ月ほどですね。

    それだけじっくり考えていただいたお客さまと、ついに設計契約を結ばせていただきました。

     

    家づくりに関するお話、お家見学3件、現地確認、ヒアリング・・と

    じっくり時間をかけ、ステップを踏んでまいりました。

    既に大工さんの名前まで覚えていただいています(笑)

    中山建設一同、大変嬉しい契約となりました。

     

    設計担当は、古川都市建築計画の古川設計士です。

    「南庭を楽しむ平屋」というコンセプトプランは、広い敷地にシンプルな平屋のお家。

    バリアフリー設計の方向性も検討されています。

    狭小地に3階建てのお家を建てることが多くなっている近年、こんなに贅沢なお家は羨ましい限りですね。

     

    ウッドデッキからお庭や青空をのんびり眺める。

    そんなゆったり流れる時間を楽しめるお家になりそうです。

     

     

     


関連記事
  • 眺望のある家

  • 縁側サンルームの家

  • 新しくて懐かしい家

  • 小屋のある家

  • 続きのある家

  • 2つのテラスをもつ家

この記事をシェア
LINE

イベントのご案内