施工例
中山建設で建てる住まい
4月の末、いよいよお引渡しの日がやってきました。
代表中山以下、大工さんとスタッフ総勢5名でお邪魔させていただきました。
すでにお引越しを済まされているお施主さまご家族。
皆さん笑顔で迎えてくださり、和やかな雰囲気の中でセレモニーが始まりました。
棟梁の加藤大工をはじめ、中山建設のスタッフからのご挨拶、
そして、お施主さまからのお言葉もいただき、
話を聞きながら、これで一区切りだな~、と感慨深い時間でした。
一足先にお渡ししました「まぁるい絆のキーリング」。
木工作家の塩原さんが心を込めて手作りしたものです。
カリンとナラの木で作成したパーツを組み合わせています。
真鍮のリングには、お引渡しの日が刻印されていますので、1年後、2年後・・と何年経ってもこの日を思い出していただけることと思います。
建築がお好きで、ご自分でつくりたいものを明確にお持ちだったお施主さま
最後のご挨拶では、とても素晴らしいものができあがって嬉しく思っているとのお言葉をいただきました。
家づくりの過程では、楽しいお気持ちの他にも、ご心配だったこと、やきもきしたことなどたくさんおありだったかと思います。
でも、最後にそのように感じていただけて、私たちもほっとするとともに、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
家づくりの過程では、お施主さまご家族にはたくさんのお気遣いをいただき、一同感謝しております。
ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします!
最後に、アピトン羽目板の玄関ドアの最終形をご紹介しますね。
ドアの両側にガラスが入りました。
ドアの周りもレッドシダーの板張りで、さらに重厚感が増しています。
2階の壁も同じ板張りで、母屋と離れを繋ぐ部分、とても目を惹きますね。
そして、第7話でご紹介した磨き丸太の柱と梁も!
このお家の顔とも言えるのではないでしょうか。
4月に入り、現場はさらに急ピッチで作業が進んでいます。
足場解体前のチェック&お掃除を終え、足場が外されました。
入念にチェックしながらお掃除を進めていく大工さんたち。
足場から撮影した屋根部分の写真です。
この高さから写真を撮れるのはこれで最後ですね。
内装工事も着々と進んでおり、数日後には完了検査も無事に合格。
順調です。
ここからは前回のブログからご紹介している無垢材造作シリーズです。
桧のなぐりフローリング張りの玄関ホールから2階への階段。
階段は、栗です。
1階廊下とリビングは、チーク
階段を上ると踊り場には能登ヒバ
さらに上がって2階ホールはローズウッドのヘリンボーン
ここだけ違う空間に来たようで、とても印象的です。
2.5階への階段は胡桃
2.5階の廊下は杉
実にたくさんの樹種が使われていますよ!
それぞれ色や質感が異なるので、お家の色んな表情を見せてくれます。
経年変化もそれぞれ、どんなふうに変わっていくのか楽しみも樹種数分だけありますね。
最後に、アピトン羽目板の玄関ドアです。
秋元大工と五味さんで組み立てていた玄関枠におさまり取り付けられました。
ドアの両サイドには、ガラスが入ります。
早く最終の形が見てみたいですね!
新しくて懐かしい家。
第7話でご紹介した通り、このお家は、様々な樹種を使っています。
今回は様々な樹種を使った造作の様子をご紹介しましょう。
まずは階段。
1階から2階への階段は栗、2階からの階段は胡桃です。
作業場に搬入された材料です。
ここから材料の幅はぎをして現場へ持っていきます。
「幅はぎ」とは、材料を幅方向に接着して材料幅を広くしていく方法です。
無垢材を知りつくしている家具職人の五味がはぎ担当です。
現場の階段の様子は・・・
あの材料の状態からきれいに加工されて階段の姿に。
こうやって、一つ一つ細やかで丁寧な作業を積み重ねて出来上がっていきます。
こちらは、欅の玄関框取付と、桧のなぐりフローリング張りです。
「なぐり」というのは、板の表面に道具の痕跡を残し、それを味わいとしてみなす日本の伝統的な技法。門扉や数寄屋建築に欠かせない技法であり、現代において、意匠性を高めるデザイン要素のひとつだそうです。
スプーンで削ったような模様。水が波打つようにも見え、リズミカルで躍動感が感じられます。玄関から入って初めに目に飛び込んでくるこの床、きっと、とても印象的になりますね。
そして、大迫力のアピトン羽目板の玄関ドア!
アピトンって聞きなれない材ですよね。
東南アジア原産のもので、耐久性・耐水性に優れている木材だそうです。木材が割れたり亀裂が入りにくい優れた耐久性が特徴で、アピトンが持つ独特なヤニ(樹脂)によって虫を寄せ付けず、カビもはえにくく、少々の雨、霧、雪、湿気が入ってきても大丈夫な耐水性を備えている。しかも低価格!なんだか、とても魅力的に聞こえます(^^)
これから使う方が増えてくるでしょうか。
少し前に作業場で秋元大工と五味が組み立てていた玄関枠とともに、
現場に取り付けられるのが楽しみです。
無垢材をふんだんに使った造作は楽しい!
大工さん、家具職人さんたちは大変ながらも、楽しんでいる様子です。
このお家は、様々な樹種を使うのが一つの特徴です。そして、大工さんの高い技術が必要な加工も随所にあります。
使う樹種はなんと十数種!これは子供たちにたくさんの樹種を教えてあげたい実際に触れて、見て、月日を重ねていく変化を楽しんでもらいたいというお施主さまのおもいからきています。
そして、第2話でご紹介したご自分のルーツや、お好きな建築家さんの世界観をご自分のお家で表現したいおもいをお持ちのお施主さまが、家づくりのパートナーとして中山建設を選んでくださったのは、中山建設の大工さんたちを信頼してくださっているからこそと自負しています。
この日、棟梁の加藤大工は加工場で作業していました。玄関の下屋の下ごしらえです。杉の磨き丸太の柱と梁の加工です。
作業の様子をご覧ください。
角材と違って、丸太は何をするにも難しい作業になります。加藤大工もうなりながら(笑)丁寧に少しずつ加工しています。
そして、こういった機会はとても貴重ですので、大工さん同士で情報を共有し、作業の過程を見学したりしながら共に学んでいます。特に若手大工にとっては本当に良い経験ですね。
加工した材が現場で組み上がるのも楽しみです。その様子もまたご紹介したいと思います。各所に使われている樹種についても、またゆっくりご紹介しますね。
無事に第三者機関による中間検査を終え、断熱工事が進んでいます。
断熱工事は家の性能に大きく関わるところですので、細かいところまで気を遣って進めていきます。
こちらのお家で採用した断熱材は、高性能グラスウール。
床・壁には密度16[kg/m³]120㎜、屋根には密度16[kg/m³]245㎜を施工します。
隙間なく、きっちりと。
写真のように、誰が見ても欠損がないか一目でわかるように施工し、必ず施工状態をチェックしています。
熱橋(ヒートブリッジ)になり得る部分にも、きっちり発泡ウレタン処理を施します。
熱橋とは、構造部材、下地材、窓枠下材その他断熱構造を貫通する部分であって、断熱性能が周囲の部分より劣るものをいいます。
熱橋があると、熱損失が大きくなるほか結露などの問題を起すことがありますので、こういったところを漏らさず施工することが大事です。
断熱については、これからお家を建てるお客さまにとっては、最も気になる部分の一つかと思います。
中山建設としての標準仕様。なぜそれを標準にしているか??は、きちんと理由があります。
そのあたりは、不定期で開催しているセミナーでお話しをしていますので、気になる方はぜひ聞きにいらしてくださいね。
リンク先のイベントページでご案内していますので、チェックしてみてください!
また、ショーホームのご見学や家づくりのお話にいらしたお客さまにも、もちろんお話ししています。
ショーホームご見学や家づくりのご相談はお問い合わせフォームより受け付けております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
工事着工から約1ヶ月、上棟の日を迎えました。
当日の様子を代表中山がブログに綴っております。
代表中山のブログ>>
こちらもご覧いただきつつ、別の角度から1日の様子をご紹介しましょう。
さて、この日一番乗りで現場に到着していたお施主さま、
作業が進んでいくのをずーーーーーーーーーーっとご覧になっておりました。
外構部分をご自分で作業しようと思っていたようなのですが、ずーーっと見てしまって作業する気にならないとのこと(笑)
そうなんです!
お家の形が少しずつ組み上がっていく様子や、大工さんたちの動きを見ているのは何故か全然飽きないのですよね。
要所要所で聞こえる木槌で柱を叩くリズミカルな音に、わくわくする気持ちを盛り立てられるのもあってか、本当にずーーーーーっと見てしまうのですよ。
長い時間何をするでもなく見ているだけというのは、一見無駄な時間のように思われるかもしれませんが、とても贅沢な時間のように思います。
10時のお茶の時間、お施主さまがお茶とお菓子を準備してくださいました。
そのお菓子の箱を見た途端、「わぁ~かわいい♪♪」と思わず叫んでしまいました!
このお菓子箱、お施主さまのお子さま2人が作ってくれたのです。
いくつもの箱のすべての側面が、絵や折り紙で飾られていました。
大工さんたちのために、こうやって準備をしてくれたことはもちろん、お家の絵が描いてあるのを見て、お家が出来るのを楽しみにしてくれているのかな?と思ってとても嬉しくなりました。
全部の箱の全部の面、しっかりと写真撮りましたよ!本当にありがとうね(^^)
お昼はお施主さまご家族が美味しい豚汁とお弁当をご用意してくださり、皆で一緒にお食事。温かいお昼ご飯はお腹も心も満たされます。
自家製のお漬物もとても美味しくて、ちゃっかり余ったのをいただいちゃいました(笑)ご馳走様でした!
午後も順調に作業が進み、雨予報に備えてブルーシートで養生もばっちり終えました。
作業が終わるころには、お施主さまご家族が集合。お家の中では、祭壇作りも終わり、上棟式が始まりました。
お子さまとお顔を見合わせての拝礼の儀。微笑ましい様子です(^^)
お施主さま、古川設計士、棟梁の加藤大工でお家の四隅のお清めも終わり
最後は皆で集合写真(^^)v
皆いい笑顔です♪
無事に上棟の日を終えることができました。
お施主さまとご家族の皆さまに感謝いたします。
上棟おめでとうございます!!!
無事に工事契約を結ばせていただき、いよいよ新築工事着工です。
お施主さまの想いの詰まった建物これから意匠設計士さん、構造設計士さん、協力会社さんとともに、完成に向けてスタッフ一同頑張っていきます!
契約のセレモニー。
緊張と安心が入り交じる複雑な表情?の二人です(^^)
一区切りついてほっとする気持ちを感じつつも、これからの工事に向けてさらに気を引き締めるおもいを新たにする機会です。
そして、着工初日。
地盤の補強を担当してくださっているエイチ・ジー・エスさんによる地盤補強工事です。
今回はプレコンサンドパイル工法。(詳細はリンク先をご参照ください)
地盤の調査をし、建物にあった補強方法を都度選択しています。
白く見えているのは粒度を調節した圧密用の専用砂です。これを専用工作車で水平方向に圧入して締固めることで基礎を面で支えるようになります。
残土も発生せず機械音も少ない 近隣に配慮された、かつ安心・安全な工法で現場スタートです。
9月に入っても暑い日が続いていますが、空の色と高さが秋を感じさせてくれます。
お施主さまご家族とご両親、古川設計士、中山建設の大工とスタッフが集まり、
すっきり晴れた秋晴れの中、地鎮祭を執り行いました。
時々そよそよと吹く風が気持ちよく、神様が歓迎してくださっているようです。
この日の神主様は、お施主さまのお子さま達の名付け親でもあるそうで、
ご家族ぐるみのお付き合いをされている方だそうです。
大切な新築前の地鎮祭を、馴染みのある神主様に行っていただけるなんて、
嬉しいことですね。
無事にすべての儀式が終わり、恒例となっている大工とスタッフの紹介。
今回出席できなかった代表中山に代わり、石谷大工による進行で、和やかに顔合わせが進みました。
お施主さまからも一言ご挨拶をいただき、これからいよいよ着工を控え、家づくりへのおもいを新たにするひとときとなりました。
大工・スタッフ一同、気持ちを引き締めてまいります!
どうぞよろしくお願いいたします!!
横浜での新築プロジェクトですが、この日はアクアラインを渡っていざ千葉県一宮へ!!
お打合せを通じて、お客さまから湧き出てくるご要望のルーツが
ご主人のご実家にあるという事が、言葉の端々に感じられました。
これから基本設計を進めていく上で、ご主人の生まれ故郷の住環境を肌で感じることが早いのではないか。
そんな古川設計士の提案から始まったルーツを辿る旅です。
どんなに言葉を尽くしても、すべてを伝えることは難しい。
実際に自分の目で見て、肌で感じることには及びません。
建物や周辺の環境、そこにいるお客さまのご様子をまるごと感じられたことが、
今後の設計に活き、よりよい家づくりに繋がっていくように思います。
要望そのものをお伺いするだけでなく、その要望が出てきた背景を知ること
その大切さを改めて感じ、とても有意義な時間となりました。
素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。
新たな二世帯住宅の新築プロジェクトが始まりました。
「新しくて懐かしい家」
建築がお好きなお施主さま
お打合せの際に、お好きな建築の中から、一つの作品集をご持参いただいたことがありました。
一緒に見ながらイメージを共有し、自身のお家の枠を超え、建築に関するさまざまなお話で盛り上がりました。
住まいへのアプローチの仕方が、中山建設としては初めてのことばかりで
良い刺激に満ちています。
設計は、古川都市建築計画の古川設計士が担当します。
各世帯をコンパクトに設計し、母屋と離れという贅沢な距離感を持つ二世帯住宅レイアウトです。
お施主さまご家族の住まいへのこだわりと、お好きな建築のイメージから
どんなお家になっていくのか、とても楽しみですね。
さんかく屋根のいえ
車寄せのある平屋
旗竿敷地に建つ家
壇の家
オリーブ畑のある小さな平屋
音楽室のある家
5/14(日)『二つの寄棟からなる平屋』完成見学会。
【終了】3/26(日)『長い土間で迎える家』完成見学会。
【終了】12/10(土)『さんかく屋根の家』完成見学会。
【終了】11/23(水祝)『寄り道できる家』完成見学会。