断熱材のスペック
断熱
次世代省エネルギー基準。
建設省により改正された日本の断熱化基準。
部屋の中でも息が白い!
夏場の2階はサウナ状態!
そんな笑い話を聞いたことがある方も多いと思いますが
実際そのような住宅。日本ではまだまだ多い。
このような基準が出来て、次世代省エネルギー基準に合わせた住宅ならば
はたして性能は十分なのでしょうか?
Q 「どこまで断熱の性能をあげれば良いのですか」という質問。
聞く事が多いです。
中山建設的には、「費用対効果」を考え、素直に断熱材のスペック(暑さ・密度・素材)決めていくと以下のようになることが多いです。
【横浜地域区分6】比較的温暖なエリア
屋根
グラスウール 16K 240㎜
セルロースファイバー 55K 250㎜~300㎜
壁
グラスウール 16K 120㎜
セルローズファイバー 55K 120㎜
基礎断熱・スカート部 ミラフォームλ 75㎜
窓
樹脂窓 YKK.リクシル
木製窓 LOW-E複層orトリプル
この内容をUa値に変換すると
Ua値は0.37~0.45 W/m2K
この辺りをまずは基本スペックとしています。
【HEAT20】 2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会
6地域ではG2レベルを達成します。
スペックをあげればあげるほど費用はかかる。かといって暑い寒いは問題外。
地域ごとに必要なスペックを費用対効果が一番効くと思われる仕様の一つとして行き着いた一つの答えです。