カウンターは接ぎ材が良い
つくり付け家具
私たちにはテレビ台、キッチン背面収納、ベンチ、本棚 色々な家具を作る中での
【決まり事】があります。
標準仕様ともいいかえる事もできますが
その中の一つに集成材は使わない事としています。
▼集成材
集成材にダメな理由があるからとかではありません。致命的な問題があるとかでもありません。
現場でとても扱いやすく優秀な素材だと思います。
ただ少々木片の細切れ感がうるさく感じてしまいます。
空間の質や家具の質感を上げようとすると、どうしても選択肢から外れてしまうのです。
そんな理由から無垢の接ぎ材や一枚板を使うと決めています。階段や敷台も同じくです。
高価なイメージで選択肢から外れがちなのですが
私たちには接ぎ材を選択できる理由があります。
1)家具を作る工場と道具をもっている。
3)家具職人が良いものを作りたいという思い
色々理由を並べていますが、結局は私たち自身が
家が出来上がった時、何ともいえない空間の質感に魅了されてしまったのですね。
作り手が良いと思えるものをお勧めしたいという単純な思いから始まったことです。
ラフなテイストで仕上げる場合でも、カウンター材だけは質感を上げておきたい。
沢山の樹種の中からセレクトする楽しみもあります。
磨けば磨くほど、使いこめば使い込むほど綺麗になるお気に入りのカウンターを是非選んでほしいです。