ダイニングキッチンの不満を解消!水景の家
築18年の戸建住宅のリフォームを承りました。
8年ほど前に中古戸建をご購入後、そのまま使用していましたがお子様も成長し余裕も生まれた事から、ずっと気になっていた閉塞感のある独立型のキッチンと、ダイニングテーブルを使用するのに窮屈なダイニングスペースを主としたLDKのリフォームをする事になりました。
ご家族5人でダイニングテーブルに座って食事をする場合、
テーブルの長さは1m80cmほど、奥行は80cm~90cmほどが良いとされています。
ですがこちらのダイニングスペースでは、
通常サイズのダイニングテーブルとチェアを置いて使用できるほどのゆとりを保つことが難しいため、
通常よりも奥行が細いテーブルや、背もたれの無いベンチシートをダイニングチェアにしたりと、
家具を工夫され家族団欒のスペースを作っていらっしゃいました。
リビングとダイニングの境には熱帯魚の泳ぐ水槽。
ご主人様の大切にしているこの水槽がこのLDKのどこからでも眺める事が出来、
かつそれぞれのスペースが無理なく寛げる快適なLDKを作る為のリフォームに名づけたタイトルは「水景の家」
ご家族との快適な距離感を作りつつ、
部屋の中心にある水槽をみんなで眺める事が出来るような、ゆとりを作る為のリフォームです。
構造上、抜く事の出来ない柱を残し壁を取り払ったことで、明るく開放的なキッチンになりました。
LDKのどこからでも見通しが良く、キッチンに立っているお母さんも自然と家族の会話に入れたり、
お子様達も自然とお手伝いをしてくれるような開放的なキッチンになりました。
背面の収納はご希望を伺いながらオリジナルで製作しました。
ご家族の暮らし方に合せた丁度良いサイズで製作する事で、
無駄な圧迫感を減らし、かつ使いやすい機能的な収納です。
ダイニングテーブルに周りにゆとりを持たせるため、出窓だった壁面を掃き出し窓に変更しました。
より日当たりも多く、明るくなったことで、快適なゆとりのあるダイニングスペースになりました。
全面をタモの無垢フローリン張りに変更したことで、部屋全体が温かみのある優しい印象です。
キッチンを開放する為に、リビングドアの位置も変更しました。
これまでの動線では、ソファに座っている人の前を横切る必要がありましたが、
扉の位置を変更したことでリビングとダイニングそれぞれに向かう自然な動線が出来ました。
リビング扉の引き戸や廊下へ光を届ける小窓も、弊社オリジナル製作です。
リフォーム前と比べ明るさとゆとりを増した「水景の家」に新しい団欒の場所がたくさん生まれました。
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