家づくり工房kitote 中山建設   【北欧アルヴァ・アアルトを巡る旅】 | 家づくり工房kitote 中山建設

【北欧アルヴァ・アアルトを巡る旅】

【北欧アルヴァ・アアルトを巡る旅】

機中2日と8日間、計10日間をかけて

2ヵ国をまたぐ北欧名建築ツアーに参加いたしました。

スウェーデンのストックホルムから客船シリアラインに乗ってバルト海を渡りフィンランドのヘルシンキへ。

そこから陸路バスに乗りさらに大きく移動。

ユバスキュラ、セイナヨキ、トゥルク、そしてヘルシンキへ。

現地についてから約1400キロを移動し、50以上の名建築を回りました。

お目当ての建築家はグンナール・アスプルンド。アルヴァ・アールト。

1日目

スウェーデンではすごく楽しみにしていた

森の墓地。アスプルンド、レヴェレンツによる設計。

自然の敷地形状をいかしたダイナミックな情景にぽつりと十字架。神秘的にさえ見える。

森に守られて、花のように咲くお墓。とてもくかわいらしくさえ見える。

明暗明の生死観をこの長い道で表現しているとの事。その先には復活の礼拝堂。

復活の礼拝堂

森の礼拝堂

森の火葬場

死、祈り、明、暗、静、冷、そして生をも感じる。全てが魅力的でした。

設計者が当てつけのため、わざと十字架のバランスをくずしたと(横棒)ガイドさんがおっしゃってました。。

セントマークス教会 レヴィレンツ設計

レンガの重厚感と暗さが静寂を引き立てる。丁度合唱の練習をしている時に入室。

名建築も町の一部なんだと実感。

2日目

【ストックホルム図書館】改装中で外観のみ・・残念

ストックホルム市庁舎

そして一路海を渡りフィンランドへ。

シリヤラインの船上からはスウェーデンの文化を感じる夏の家。

豊かだな~~。こんな暮らしあこがれてしまう。

3日目

グット・シェパード教会】 ユハ・レイヴィスカ

星のように見える照明群。白い壁と隙間から差し込む自然光。

国が変わればこんなにも変わるものか。。。

【夏の家・コエタロ】 アルヴァ・アアルト

レンガ模様。同じレンガでも表情はかわり、耐久性も変わる。ここは実験に使っていたそうです。

サウナ小屋(夏の家)

【ムーラメ教会】アルヴァ・アアルト

青い天井と黒い家具が印象的。

【労働者会館】

食事のできる場所として活用されているようなので、せっかくだからここで夕食。

美味しくいただきました!

4日目

【ユバスキュラ大学】アルヴァ・アアルト

駆け足すぎて全く感じることが出来ない~~笑 

写真撮るのが精いっぱい・・・

【セイナッツアロ村役場】アルヴァ・アアルト

村役場という公共性があるにも関わらず、住宅のような手に届くスケール感。

土を盛り中庭を形成。アアルトは平な敷地が嫌いとガイドさんが言っていました。

土との距離感操作はとても大事なことだと実感。

細かなディテールガ美しい。

【アアルトセンター】 

セイナヨキ 市庁舎・劇場・ラケウデンリスティー教会

図書館、合同庁舎(外観のみ)

市庁舎

図書館(外観のみ)

内部が見たい・・・・残念無念。

ラケウデンリスティー教会

平坦な町にシンボリックな棟。町のどこにいても見ることが出来る。

やわらかくて暖かい。

合同庁舎

5日目

【マイレア邸】アルヴァアアルト(内観の写真不可)

ぽってりとした材料もここまで奇麗にまとまることが出来るのか。。圧巻。。

アジアテイストを感じる所もあり、感覚的にとてもなじみが良くとても落ち着きました。

木の棒がこんなに見事に納まるのか・・軽やか

6日目

【復活礼拝堂】 エリック・ブリュックマン

重量感もありしなやかな水平のラインが美しい。

当日は葬儀の真っ最中でした。鐘の音が悲しく、そして透き通るように鳴り響いてました。

【聖十字架礼拝堂】ベッカ・ピトゥカネン(工事中)

コンクリート造の

軽やか。

コンクリートに映り込む自然光が印象的。

【聖ヘンリ・エキュメニカル礼拝堂】マッティ・サナクセンアホ

迫力の木造空間。

石の雰囲気とまた違う。

自然光の操作が美しい。

日本人にはなじみやすい素材なので何となく構造的イメージが出来る。

【パイミオのサナトリウム】 アルヴァ・アアルト 代表作

7日目

【アアルト大学】アルヴァ・アアルト

図書館

自然と登り下りを意識させる。(合ってるかどうかはわかりません)

丸井天窓から自然光が柔らかい。

オーディトリアム

自然光のコントロール。2枚だけ光を取り込んでいる。

オーロラライト まさに・・

【オタニエミ礼拝堂】カイヤ&ヘイッキ・シレン

荒々しい丸太の壁。

景色に溶け込むような十字架。冬の景色も見たいと自然に思わせる。

【岩の教会テンペリアウキオ】

くり抜いた岩に屋根をかけるというシンプルな提案。だからダイナミックで全くの未経験空間。

【アアルト自邸】アルヴァ・アアルト

お目当ての建築

【アアルトスタジオ】

シェードでコントロールされた照明。音響にも一役かっている。

いい仕事出来そう。笑

アアルトオリジナルデザインのレンガ

やっとここで自身の写真をお願いしました。自邸前にて

8日目

【文化の家】アルヴァ・アアルト

庇の水平ラインが美しい。

コンサートホール

著名な音楽家がここで演奏をする。

【ミュールマキ教会】ユハ・レイヴィスカ

やっぱり星に見える。

他沢山の建築を見学しました。

名建築にふれる。

とても贅沢な時間でした。

ま~ま~固定された建築観。ここで大きく広げることが出来ました。(気がする。。)

我ながらこれからの設計に、少しづつ言葉や線に乗って表れてくるのが楽しみです。

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