クラフトマンの家

2017/08/21



投稿:やまもとふみこ
img_7369-650x487

クラフトマンの家

場所:神奈川県横浜市/構造:木造二階建て/敷地面積:335㎡(48坪)他あり/建築面積:132㎡(39坪)/239㎡(71坪) /設計施行:中山建設/設計協力:古川達也
木の魅力を活かしたモノづくり、コトづくりに取り組む職人さんの住まいです。1階は材料・道具・作品など の倉庫。2階は店舗併用の居住空間。屋内外の繋がりと共に、来客をもてなす様々な工夫がなされています。
*以下、画像をクリックすると記事が開きます。
  • IMG_22362018年1月11日第7話 新人大工奮闘中。高野くんのほぼ定点観測。


    • クラフトマンの家の棟梁石谷大工の手元として新築現場で日々奮闘している高野くんが、工事が進むにつれ日々変化していくクラフトマンの家の外観を、ほぼ定点観測してくれましたIMG_20421-e1515584126259

      11月頃。上棟をしている時の写真です。
      まだ骨組みしかなくて、家としての形が出来始めた頃です。

      高野くんのコメント「まだまだ完成には程遠い見た目」

      IMG_21081-e1515584330157

      上棟から一カ月くらいかな?
      屋根が出来始め、家の輪郭がしっかりとしてきました。

      屋根の上での作業が初めてだった高野くん。
      親方衆の大工達が細い骨組みの上をスタスタと歩き回る様子を見ながら、ガックガクな膝の震えをこらえながらの作業だったそうな。

      IMG_21241-e1515584592451

      12月の中頃で外壁ができ始めた頃。
      外周部に貼ってある板は構造用合板。


      IMG_21331-e1515584797897

      その後はエクセルシャノンのサッシが入り
      雨漏り対策、防水処理などの作業。

      高野くんのコメント「雨漏り対策はやはり気になる重要事項」

      IMG_21491-e1515585019175

      そして年が明け今週のクラフトマンの家は、これまで曖昧だった輪郭もはっきりとし家の全貌が分かるようになりました。
      壁につけられたたくさんの縦のラインは、外壁材用の下地になり、壁の中を通る空気や湿気の逃げ道を作ります。

      完成してしまえば見えなくなる箇所ですが、快適で長持ちする家づくりの為の大切な工程。
      外壁工事が終わった後は室内側からの断熱工事や内装工事など、まだまだ新築工事は進みます。


      毎日どこかが変化し、その日々の変化を自分で作り上げていくコトに、高野くんは大きなやりがいを感じている様子。
      これだけの ほぼ定点観測写真 を撮っているのも、自分の仕事を、日々の成長を記録していきたいからなのかな?なんてことを思いました。
      高野くんのほぼ定点観測、これから完成までの写真も楽しみです。


  • 26238742_1857983914308987_706959878_o2018年1月5日第6話 照明計画。インテリア計画。


    • 年明けて2018年!
      年を跨いでの工事が進んでおりますクラフトマンの家も、着々と工事が進み中間検査も無事終りました。

      ココからは専門家のお力を借りて、照明計画や室内のイメージを作るソファのテキスタイルなどのお打合せが始まります。

      23622517_1137506433049592_1053416138450873065_n

      照明計画はマントルデザイン久保さんにお願いしています。
      照明デザイナーの方と一緒に空間を作り上げるのは初めての試みなので、仕上がりが楽しみ。
      光の演出にもどうぞご期待ください。

      26610024_1857983670975678_1571125921_o

      そして造作で作るソファのイメージを設計士の古川さん、インテリアデザインを担当してくださいエヌイー・ワン根井さんとご相談。

      26238742_1857983914308987_706959878_o

      たくさんの専門家の方のお知恵を借りながら、クラフトマンの家新築工事は順調に進んでいます。


  • 25073468_1507078489407792_2870766219789214865_o2017年12月28日第5話 エクセルシャノンの樹脂サッシ。

    • サッシと言えばアルミ!のイメージが今でも根強く残っている様です。。

      昔の日本の家づくりで木やスチールで作られていたサッシが、アルミサッシに変わったのは昭和30年代頃のこと。
      それまでアメリカで普及していたアルミサッシの技術が日本へ持ち込まれ、国内で生産が始まると共に高度経済成長の影響を受けて一気に広まり、日本の住宅の多くに使われるようになりました。
      工場での生産性の良さや気密性の良さ、経年劣化しづらいこと等が評価され普及したアルミサッシですが、熱を通しやすい金属で作られているので外気の影響を受けやすく、結露からカビが発生する事などのデメリットもありました。


      現在の家作りで主流になりつつある 樹脂サッシは、アルミサッシよりも熱伝導率が低く、気密性、遮音性にも優れ、夏涼しく冬暖かい快適な家づくりには欠かせないものになりました。

      日本で樹脂サッシの生産が始まったのはアルミサッシが普及してから約20年後の昭和50年代から。
      住宅建材の中では比較的新しい素材と言えるでしょう。
      それ以前にもドイツなどの省エネ先進国では樹脂サッシの普及率は高く、ヨーロッパでは樹脂サッシが標準仕様になっています。
      高い断熱性能がある樹脂サッシは、日本でも寒さの厳しい地方の家づくりで多く採用されており現在の北海道の新築戸建住宅では、9割以上が樹脂サッシを採用されているそうです。
      私たちが暮らす関東地域、横浜などでも高気密高断熱住宅の家づくりをするには樹脂サッシが採用される事が多くなってきているので、これから先樹脂サッシの普及率は日本全体でも上がっていくのではないでしょうか?


      前置き長くなりましたが、その樹脂サッシの生産を日本で最初に始めたメーカーが、エクセルシャノンさん。

      25152211_1507066032742371_1314903669631384773_n

      樹脂サッシメーカーとしては老舗中の老舗ですが、これまでに採用したことが無く、まずはエクセルシャノンのサッシについて、詳しく教えて頂くためエクセルシャノン松永さんに、全開口トリプルサッシの(戸袋サッシ)ご説明に来て頂きました。

      25073468_1507078489407792_2870766219789214865_o

      国内最高クラスのUw値、気密性能や防音性能などあらゆる面で工夫され、高い性能を維持しているとのこと
      「樹脂サッシメーカーの中で一番歴史が長いので、あらゆるデメリットを克服して今のサッシを作っています」
      と松永さんがおっしゃる様に、質実剛健なイメージを受け今回初採用とさせて頂きました。

      クラフトマンの家は、たくさんの方に体感して頂くためのショールームになります。 エクセルシャノンの全開口サッシ、現物を取り付けるのも、その効果を実感して頂くのも、今からとても楽しみです。
  • 26107929_1848253581948687_2033289849_o-12017年12月26日第4話 屋根工事。外壁工事。雨対策に工夫あり!



    • 大工工事は建て方が終わり屋根工事・外壁工事へと進んでいます。


      大工下地が終わった屋根の上では、板金屋さんが活躍中。
      屋根材はガルバリウム鋼板を採用しています。

      この土地に家を建てることになりご近所にお住いの方々にご挨拶に行った時、みなさん一様に「この辺りは時々強い風が吹くから気を付けてね」とおっしゃっていました。

      もちろん風対策もしっかりとし、強い風が吹いても雨が入らないように至る所に2重.3重の工夫をしています。

      900

      金属屋根の下にに敷くルーフィングはTAJIMAのタディスセルフ
      屋根勾配が緩いので粘着性があり、より風雨に強い仕様です。

      絶対に雨漏りさせない為の屋根の最終防衛ラインはココ!しっかりと雨対策を施します。

      26142459_1848253625282016_666951781_o

      そして屋根に飛び出したこの箱は、薪ストーブの為の煙突の下地。
      ショーホームでは、憧れの薪ストーブを設置して皆さんに直火の暖かさを楽しんで頂ける場所を作ります。
      横浜では中々取り付ける事の出来ない薪ストーブ、是非お楽しみになさって下さい♪

      昨日までのクリスマスムードがまだ抜けきらないタイムリー頃合いですが、実際は丸くて細い煙突が付くのでサンタクロースは入れません。
      サンタさんには正面のウッドデッキから堂々と入ってきて頂くことにしましょう(笑)


      26177606_1848251751948870_1557442414_o


      大工は耐力壁や金物の取付工事にはいりました。
      耐力壁面材はダイケンのダイライト12mm。壁倍率3.0倍。
      今回は外壁仕上げ材が、ガルバリウムなのでこの仕様になりました
      指定箇所に釘をめりこませないように丁寧に施工していきます。

      大工が自身がどれだけ重要な工事をしているか理解している事が必要。
      大きな家を作っているから、これぐらい大丈夫みたいな感覚が一番怖い。
      中山建設の社員大工は構造の理解力を育てる為に、勉強会を開いています。

      大工は知識を得る事で施工の意味を知り、より自覚を持って的確な施工をするようになります。


      26178627_1848251668615545_1491392341_o

      そして内部から
      天井の高さと窓の関係がいい感じになりそうな予感。

      窓を額縁の様に室内に取り入れたピクチャーウィンドウ。
      ココから見える景色もこの家の一部として、空間を創り上げて行きます


  • TOP2017年11月10日第3話 クラフトマンの家、上棟しました。



    • 「あれ?そういえばお引越しするって言ってなかったけ??」って、もう何度聞かれたでしょう。。。
      自分たちの家を建てる!と、言いながらも常にお客様最優先で突っ走っているので、なかなかね^^;

      そんなこんなで、すっかりと着工が遅れておりました中山建設の新社屋。名付けて クラフトマンの家
      設計施工もちろん中山建設。 設計協力は毎度お世話になっております古川都市建築計画 古川達也さん。
      まだかなー?まだかなー?と待ち望んでいたクラフトマンの家が、昨日と今日、2017年11月9日10日の二日間で無事上棟しました!

      IMG-3856

      裏の鉄塔が建物から生えているように見えるのは気のせいです。木造です。
      二日間の上棟を中山建設の大工5人掛りで済ませ、組みあがった構造体はしっかりと養生。中山建設の上棟は棟木が上がったら終わりじゃなくて、養生まで済ませて上棟完了。

      構造体は絶対濡らしません。

      IMG_2233

      こちらの新築工事を担当する棟梁は石谷大工です。
      普段は大工兼現場監督として大きなリフォーム現場を担当しているので、久しぶりの新築の棟梁ですが、中山建設の大工の中で一番経験も長く頼もしい存在。 石谷棟梁!どうぞよろしくお願いします。

      IMG_2223

      事務所と、ショールームスペースになる二階は荒床が張られ、それぞれの部屋の形が見えてきました。
      これまでは図面や模型で見ていた建物が1/1で立体になって、ココでの過ごし方やこの空間の使い方がよりリアルに見えてきましたよ^^

      IMG-3851

      一階の倉庫スペース。
      ココには一枚板や材料、道具をかっこよく並べて。。。

      IMG-3852

      倉庫スペースの階段から二階に上がって。。

      IMG-3847

      二階は事務所と、皆さまに使っていただけるショールームスペースになる予定。
      事務所のわたしの席は西側がいいなっ♪って所まで妄想できた!
      上棟の日ってやっぱりワクワクしますね^^

      IMG-3858

      大工さん達は上棟後の養生で忙しいので、建物の四隅を東側から時計回りに、お塩とお米とお酒でお清めして回りました。
      どうか建物が事故なく無事に完成します様に。
      近隣の方、訪れて下さる方、皆さまに長く愛される家になります様に。
      わたしの席が西側になります様に。

      最後は若干雑念も混じりつつ、建物の竣工と末永い繁栄をしっかりお祈り。


      IMG-3860


      日が落ちるのもすっかりと早くなって、5時頃には工事用の白熱灯も灯って何だか良い雰囲気です。

      写真右側のこんもりした丘には木を植え、ベンチを置いて、照明で素敵にライトアップする計画もしているので、前を通る方にも素敵な憩いの場にして頂けたら良いな。

      家の形が出来あがった頃、ご近所の皆さまに上棟が済んだことのお知らせと、これから始まる工事、そしてこれから末永くどうぞよろしくお願いしますとご挨拶に伺ってきました。

      中山建設の家づくり、ものづくりに興味を持って訪れて下さる方はもちろん
      ご近所の皆さまにもココにこの家が出来て良かった。近くに大工さんがいてくれて頼もしいね。そんな風に思っていただける家になる様、丁寧に家づくりを進めて行きたいと思います。


  • 13879281_840430416090530_4969555616098969038_n2017年2月2日第2話 家づくりってワクワクそわそわ。

    • ちょっと昔語り失礼します。
      私が小学生の頃、父母が新婚の時に建てた平屋が手狭になった事から、家の建て替えを計画する事になりました。

      父は普通のサラリーマンでしたがお休みの日には何枚も何枚も、広告の裏紙や方眼用紙に家の間取り図を描いたり、厚紙で模型を作ったり、お世話になった工務店の棟梁さんに相談をしに行ったりと、設計士さんの真似事をとても楽しんでいました。


      そんな父のプランを広げて夜な夜な繰り広げられる家族会議。

      『わたしのお部屋ここがいい~』 『二階建てのお家なんてすてきー』なんて、ワクワクそわそわの日々を多感なお年頃だった私はとっても楽しんでいました。
      そうして家が建て替えられ、やまもと家のドリームハウスが完成。
      今見るとフツーの家ですが、その当時のやまもと家全員の夢や希望、そして思い出を盛り込んだ大切な大切なお家なんですね。

      なんでそんな昔語りをしたくなっちゃったかと申しますと
      あの頃に経験した「もうすぐ自分達の家が出来るんだ~」って何ともワクワクそわそわした嬉しい感情が、クラフトマンの家の計画が進む今また、鮮明に蘇っているからなのかも知れません。

      設計は古川都市建築計画古川設計士。

      一階部分は材料や道具、作品などを置く倉庫として使用し、二階部分に事務所や来客スペース、ちょっとしたお店なんかも開けるスペースになる予定です。
      e70a27c5ba19503f793cc0aa7663070a-e1485752062362

      言ってしまえば私にとってココは職場になるのですが、
      「事務所の移転」とか
      「会社引っ越す」とか
      そんな単純な気持ちじゃなくて「自分達の家が出来る!」って言う一大イベント!!

      古川さんが作ってくれた模型の写真眺めてニヤニヤしたり、自分の席はどこにするか真剣に悩んだり、ここでどんなイベントをしようかなどなど。
      とにかくワクワクそわそわが忙しい!(笑)
      古川さんが描いて下さるスケッチも、毎回妄想を膨らませて楽しんでいます。


      IMG_7347-650x487

      クラフトマンの家 は、家づくりを考えていらっしゃる方への情報発信の場、ものづくりを楽しむ人々が集う場所として様々なモノやコトが生まれてくる場所になるよう計画が進められています。

      ここに来るすべての人にとって楽しい場所になる。

      これが今の私のワクワクそわそわの一番の原因かも知れません。

      「家をつくる」 を仕事にしている私たちにとって自分達の家を作る事は、その楽しさを今まで以上にリアルにお客様にお伝え出来る経験になるのだと思います。
      今のワクワク楽しい気持ちを大切に温めながら、皆様に楽しんでいただけるショーホームになる様、プランや工事の進捗も丁寧にお伝えしていきますね^^


      完成をどうぞお楽しみになさって下さい^^



      設計士の古川さんも参加なさっている 建築家31会 のブログでクラフトマンの家の模型製作の過程をご紹介下さいました。
      是非ご覧になって下さい。


  • FotorCreated2017年1月31日第1話 ものづくりを楽しむ家。ショーホームを作ります

    • 画像:古川都市建築計画様HPより

      中山建設ショーホームとなる家のプランがはじまりました。
      設計協力は古川都市建築計画古川達也設計士です。


      主な機能としてはショーホームですが建物内には店舗も併設し、ご近隣の方々にも気軽に遊びに来て頂ける様なプランを計画中。
      横浜市・確認申請機関の事前協議も終わりいよいよ実施設計に入ります。



      工作に興味のある方
      家具作りに興味のある方
      植木に興味のある方
      料理に興味のある方
      お菓子作りに興味のある方
      シルバー細工に興味のある方
      革細工に興味のある方
      家づくりに興味のある方


      ものづくりが好きな人がワクワクする場にしたい。
      ここから生まれ出てくるモノやコトをたくさんの方々と一緒に楽しめる家にしたい。


      そんな思いを詰め込んで、2017年の夏頃お披露目できるようプランを進めています。
      どうぞお楽しみになさって下さい。