加工場と自社大工がいる、ものつくり工房

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ハウスメーカーはもちろん工務店の多くは、営業所や設計部はあっても、自社に加工場をもっているというところは実はあまり多くありません。
それは、大工さんが自社にいないということでもあります。
大工を抱え、加工場を持つことはコストアップにつながるとして、一番大切なものづくりの現場を外注してしまうところが多いなか、わたしたち中山建設は加工場こそがわたしたちの仕事場と考え、事務所の中心に据えています。


そこには、ものづくりのために必要な道具や材料、大型機械があり、それを使っての材料加工・部材の製作をスピーディーに行うことができます。
もちろん加工そのものは現場でも可能ですが、スピード、精度が比べものになりません( 現場加工では直角が切れません )。
また高品質な部材を小ロットでも加工でき、適正価格で提供する事が出来ます。
通常、建具屋さんに頼まないといけない建具を安価に制作することも可能です。
なにより、事務所と工房の距離が近いことで図面を書く人とつくる人がすぐ近くにいることになり、コミュニケーションがスムーズになります。


加工場のさまざまなメリット

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現在の主流になっている家づくりでは各メーカーが出している様々な部材を組み合わせて作る事が多くなっています。
窓枠やドア枠、扉などにはじまり、階段やカウンタートップまで、沢山の種類やサイズが揃っており、家作りの様々なご希望にお応えできるよう多種多様な素材が揃えられています。
それらの素材は、狂いや反りが無く現場加工も容易で家を短期間で作り上げるにはとても便利な部材です。
しかし反対を言ってしまえば、部材に合わせた設計・施工をする必要がありイメージやサイズが合う部材が無い場合、その部材を特注で作る事になり、少しこだわりたいところ、ここもう少し何とかしたいと言ったご要望が叶いづらい点は今の家づくりの課題なのかもしれません。
中山建設の家づくりでは、細かな箇所に家の表情が出てくると考え、造作材を全て自社でデザイン、製作するため手道具ではできないような大きな部材の加工ができる大型機械が多数揃っています。
水平、垂直などのmm単位の作業が要求される細かな作業をこれらの機械で行う事ができる為現場の寸法に合わせた部材の製作やご要望に併せた細かな作り込みにお応えする事ができます。

信頼のおける自社大工を採用

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私たちは、自社大工での家づくりにこだわり続けます。家の仕上がりを大きく左右する大工の腕が古来より大切に培ってきた知識と技術は、日本の厳しい気候風土にも耐えうることができる安心安全な家づくりを確立してきました。 大工がノミでほぞを刻み、鉋(かんな)で柱を削り、玄能(げんのう)で釘を打ち込む。 昔は当然の様に行われていたこの仕事は、近年の家づくりでは大きな変化を遂げています。
しかしながらその知恵と技は、今でも家を守る為の大切な力として、プレカットでは対応できない複雑な加工や、古くなり構造が弱った箇所を見極め適切な素材を加工し補強するリフォーム等には、特になくてはならない大切な技術なのです。
例えば構造体。家の環境に合わせ一本一本、特徴や癖を持った木の性質を読み取り、適材適所に加工をしながら梁や柱、筋交いなどの構造材を組み上げていく事は、経験と知識、技術が必要な難しい仕事ではありますが、表立って目立つことのない仕事でもあります。一棟を最高の家にする為に、大工たちは日々腕を磨き、見えない箇所こそ一つ一つの手仕事に手間暇を惜しみません。技術を確実に次の世代へと引き継いでいく事も今の大工たちに課せられた大切な仕事と考え、若い大工の育成、技術の継承にも力を入れています。


設計・施工の一貫性。

一つの家具が出来るまでに、現場で寸法をとり、図面を描き図面を元に材料を加工し製作を進めます。
通常それらの作業は、人を介したり外部工場へ発注をしたりと家具が出来るまでには様々な段階を踏んで一つの家具が出来あがります。
そうして出来上がった家具は現場で細部の納まりを確認しながら現場で取り付けを行いますが、設計・施工を一貫して自社で行う事で、それらの作業をスムーズにし、よりお施主様のご要望を反映しやすくなります。
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コストコントロール

ご要望や現場に合わせて素材を吟味しデザインや寸法などを全てオーダーメイドにて製作する事ができる為、無駄な材料を出す事が無く、コストをコントロールしやすい事も利点の一つです。
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作り手の顔が見えるいえづくり

大工工事一棟をいくらで。と言った請負いでの新築工事が多い中、私たちが自社大工での施工にこだわるのは品質の安定はもちろん作り手の顔が見える家づくりを大切にしたいから。その家を建てた状況や様子を知っている大工がいる事でただ家を建てるだけではなく、10年後20年後と長く家を守り続ける家守りとしての大工の役割を担う事ができます。
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家づくりを共に楽しむ為に。

例えば一つの素材を見て、これで何かを作ろう!と思った時にすぐに作業が出来る場所があり、同じようにものづくりが好きな仲間が揃って創りあげたものを、お施主様に喜んで頂き、ものづくりの楽しさを共有したいという思いが私たちの家づくりに工房と自社大工が欠かせない一番の理由になっています。
作り手と住まい手が楽しく家づくりをできる事を何よりも大切にしたいと考えています。
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